洗顔について考えるブログ

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2022.06.15

こんにちは。

今日は洗顔についてお話します。

 

洗顔でお肌は変わる

 

『美肌の基本は洗顔』と言われるくらい、スキンケアで重要な役割の洗顔。

マリスでも、お肌のカウンセリングでは、クレンジングと洗顔をどうされているか?を必ずお聞きします。

(ここでいう洗顔とは、メイク落としも含めて、『落とすケア』の事を言います)

洗顔を見直すことで、お肌悩みが良くなる事が多いからです。

逆に言うと、間違った洗顔でお肌を痛めている事がとても多いのです。

 

 

 

さまざまな洗顔方法の見解

 

ある美容家の方は、顔を洗うのをやめなさい、と言い、

あるお医者様は、石鹸のみを使いなさい、と言い、

ある人は、W洗顔が必要よ!と言い、

ある人はオイルクレンジングが良い!と言い、

さまざまな『洗顔方法』をおすすめしていますね。

人によって言っている事が全然違うし、真逆の事だったりして混乱する事もあるんじゃないでしょうか?

 

結局、何が正解なの?!

どれが、正しい洗顔??

私はどうすればいいの??

 

こんな風に思いますよねー。

 

結論。

どれが正解とかはありません。

それぞれの考え方があって、理論があります。

 

 

 

マリスの洗顔に対する考え

 

クレンジングについて

 

私は、洗顔よりもクレンジング選びを重視しています。

なぜなら、クレンジングの方がお肌を痛める要素が多いからです。

クレンジング=油性の汚れ

洗顔=水性の汚れ

を落とします。

 

例えば、油のべっとりついたフライパンを洗う時、食器用洗剤を使いますよね?手洗いソープでは洗いませんよね?

食器用洗剤(油性の汚れ)→クレンジング

手洗いソープ(水性の汚れ)→泡洗顔

だと、イメージしてみてください。

 

どちらで毎日手を洗いたいですか?

もちろん、手洗いソープですよね。

食器用洗剤で毎日手を洗ったら、手はガサガサになってしまいます!

 

それくらい、油分=メイクを落とすってことは、お肌の必要な潤いまで奪ってしまうんですね。

もちろん、クレンジングが食器用洗剤と同じとは言いませんが、油分を落とす目的のものですので、同時にお肌の皮脂や脂質を落としてしまいます。

だから、クレンジングにはすごく気をつけてほしいんです。

大事なのは、自分のメイクと肌に合った洗浄力のものを選ぶこと。

 

一般的には、

オイル>バーム>クリーム>油性ジェル>水性ジェル>ミルク 

の順で洗浄力が強いと言われます。

 

洗浄力大              洗浄力小

 ← オイリー肌 普通肌 混合肌 乾燥肌 敏感肌 →

 ←メイク濃い           メイク薄い →

 

だから、オイルクレンジングがいいよ!と言っている方はメイクが濃くてお肌がオイリーだろうし、

ミルククレンジングがいいよ!と言っている方は、メイクが薄くてお肌が敏感なのだと思います。

敏感肌で油脂系のクレンジングオイルをお勧めしている方もいますが、(クレンジングオイルでも油の種類により質感が変わる)確かに油脂系はしっとりしますが、そもそもオイルで落とさなければいけないほど濃いメイクはお肌に負担です。

 

マリスでは、ファンデーション要らずの美肌を目指していますので、基本的に濃いメイクをおすすめしていません。

だって塗るのも負担、落とすのも負担、お肌にいいことはないからです。

負のループです。

薄化粧と弱めのクレンジングの組み合わせで、出来るだけお肌の潤いを取りすぎないクレンジングを推奨しています。

マリスでおすすめしているのは、ジェルクレンジングです。

その中でも濃いめの方は油性ジェル、薄めの方は水性ジェルを。

肌に負担をかけすぎずに摩擦なしで落としてくれるちょうど良いタイプです。

 

ここではわかりやすいようにクレンジングの形状のお話をしていますが、出来れば成分を見て、どんな界面活性剤を主に使っているか?を確認するのがいいですね。

界面活性剤の種類で洗浄力が変わります。

肌への刺激が少ない、『非イオン界面活性剤』がおすすめです。見分け方は、

  • 「~グリセリル」
  • 「PEG-数」
  • 「~ソルビタン」
  • などが、表記名です。
  •  

 

 

 

洗顔料について

 

よくある洗顔論争について考察してみます。

 

①お湯洗顔だけでいい(W洗顔不要、朝はぬるま湯洗顔)

これは、取り過ぎる事が肌の保湿成分を奪ってしまう。という考えからの意見ですね。

 

極端にバリア機能が低下している敏感肌や、皮脂がほとんど出ない乾燥肌の方には一理あり◎

逆にオイリー肌や混合肌には不向き×

普通肌の方は季節や肌状態に合えばどちらでも○

 

②石鹸派VSアミノ酸系洗顔料

洗顔の洗浄剤は大きく分けて『石鹸系とアミノ酸系』があります。

石鹸はアルカリ性で脱脂力が強く、洗浄力が強いです。

しかし、洗浄成分が肌に残らず完全に分解され、バリア機能を損なわないとされています。

 

アミノ酸系洗顔は、お肌の潤いを保ちながら優しく洗えます。

しかし、合成の界面活性剤なので、肌の上に残ってバリア機能をこわすと言われています。

 

個人的には、界面活性剤が肌の上に残ってバリア機能を壊すよりも、乾燥肌の人が石鹸の脱脂力で毎日洗う方が、バリア機能を壊すのでは? と思っています。。

普通肌の人は自分でアルカリ中和しバリア機能を作れるので、どちらを使っても全く問題ありません。

 

自分の肌質によって、洗浄力を決めるべきです。

洗浄力 石鹸系>アミノ酸系

 

石鹸系→オイリー肌、普通肌

アミノ酸系→乾燥肌、普通肌、混合肌

 

目安は、洗顔後にお肌が突っ張っていないか?

すぐに化粧水をつけないとカピカピになる!!

そんな方は、洗い過ぎです。

洗浄力が強すぎてお肌の潤いを落としすぎています。

何もつけなくても自然にお肌が自力で潤ってくる位の洗い上がりが理想です。

 

 

マリスの考えでは、

乾燥肌の方はW洗顔不要な事が多いと思っています。

クレンジング=油性の汚れ(メイク、皮脂)

洗顔=水性の汚れ(汗、ほこり、角質)

って、いいますけど、

クレンジングでほぼ、汗やほこりは取れてません?

クレンジングして、泡洗顔して、2回洗う事で、乾燥肌になってる方がとても多いな〜、と思うからです。

それは、マリスのお客様の対象が、皮脂分泌が少なくなる40歳以降が多い事も関係しています。

朝の洗顔も肌によります。

皮脂が酸化すると良くないので、皮脂が出やすい方は朝も洗顔料を使ったほうがいいし、乾燥する方はぬるま湯で十分だと思います。

 

角質や毛穴の汚れが溜まりやすい方は洗顔料を使った方がいいですね。

油性のクレンジングを使っている場合も、残った油分を落とす為に洗顔が必要なことが多いです。

それに、次に肌につける成分を極力浸透させたい!っていう理由でも、洗顔は必要ですね。(肌改善系コスメを使うときなど)

 

 

こんな風に、ある理論では洗顔不要だし、

ある理論では、洗顔必要 になります。

 

・自分がどんな肌質であるか?

・どんなスキンケア理論を実行しているか?

で、全く別の意見になります。

 

誰もが同じ肌ではありません。

次に使う化粧品にもよります。

その人によって違うので、一概にこれが良い!とは言えないのが美容です。

でも基本的な考え方を知れば、賢く選ぶことができるんじゃないでしょうか。

 

 

ちなみに私が作っている『ステムセラピーシリーズ』は、水溶性のジェルクレンジングと、泡立てないクレイ洗顔を採用しています。

クレンジングは、肌に優しい非イオン界面活性剤を洗浄剤に選び、水溶性でお風呂でも使いやすくマツエクの方もOKで、W洗顔も不要です。

乾燥肌の方はクレンジングのみでOK、普通肌以上で毛穴の汚れや角質も溜まりがちな方は、クレイ洗顔兼用をおすすめしています。天然の泥は、肌の落としにくい毛穴の中の汚れや、古い角質を中心に老廃物を吸着してくれ、泡洗顔ほど潤いを奪わないので、どんなお肌にも負担なく洗えます。泥の力だけで洗う新しい洗顔です。

 

 

 

まとめ

 

⚫︎メイクの濃さ

⚫︎肌質

⚫︎実行しているスキンケア理論

 

この3つを軸に、自分にベストな洗顔方法を選択しましょう。

わからなければ、信頼しているお肌の専門家に自分のお肌を見てもらいましょう。

それが一番美肌への近道です。

 

 

 

 

 

 

京都府宇治市のエステサロン

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